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Page Background 国際倫理規範(Global Code of Ethics) • ページ21

私たちの基準

知的財産は法で守られている、重大な会社資産です。

誰しもが知っておくべきこと(What Everyone Should Know)

知的財産(IP)には、通常営利上の価値があり、法に基づいて模倣、侵害、稀釈

化から保護されている、知識、創造的なアイデア、ならびに特許、営業秘密、ノ

ウハウ、商標、ブランド名称等のその他の無形資産が含まれます。

みなさんの役割

■■

ビジネスや職能のガイダンスに準じて全てのIP分類、保管、制御、共有を行

うこと。機密IPへのアクセスは、合法的にそれを要する個人に、PPG の利益

のためのみに付与されるように徹底すること。

■■

許可される旨の合意のない限り、特に前雇用主といった第三者の機密もしく

は非開示情報に係るアクセス、保持、共有、使用は行わないこと。

■■

正当な内部の承認や、第三者との適切な機密保持契約を最初に取り交わすこ

となく、第三者にPPGの機密または非開示情報を供与しないこと。

■■

他者の商標、著作権、許認可、その他の知的財産権を侵害するようなものの

複製、表示、配信、保管を目的としてPPGリソースを使用しないこと。

■■

部外者と一緒の時あるいは社外勤務の際はPPGの機密および非公開情報を保

護すべく注意と配慮を講じること。

■■

質問や懸念があれば、本規範

「懸念を報告する方法(How to Raise a Concern)」

ご覧ください。

知的財産

株主

Q. とあるPPG従業員で、PPG製品に関

する知的財産を認知している人が

別会社に勤務する知人に非開示情

報を披露しました。情報は機密で

あり、共有すべきでないことを私

は知っています。どうすべきでし

ょうか?

A. PPGの知的財産あるいは非開示情

報をPPG社外の人と共有するのは

適切ではなく、PPG方針に反し

ます。PPG従業員として、あなた

には懸念を速やかに報告する義

務があります。本規範

「懸念 を報告する方法(How to Raise a Concern)」

をご確認ください。

Q. 競合他社から最近PPG に入社

した従業員から、競合他社が

取り組んでいる新たな研究活

動について知っていると聞か

されました。あなたなら、ど

うしますか?

A. PPGは前従業員を含め、第三

者の情報を受諾しません。上

司、該当地域の法律顧問また

はIP法律顧問に、このことを

その従業員に伝えてもらうよ

う依頼してください。

私たち従業員は、会社所有の知的財産(IP)を会社

の最善の利益に叶うように保護、制御および使用す

る責任を負います。当社はPPG内外にて機密IP の不

正開示を防ぐべく予防措置を講じています。

当社は他人のIP権を尊重し、従業員に他人の機密IPへ

のアクセスを要請したり指示する行為を容認しませ

ん。当社は適切な合意が策定されていない限り、第

三者のIPの受諾、開示、使用を行いません。