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Page Background 国際倫理規範(Global Code of Ethics) • ページ9

私たちの基準

私たちの顧客、サプライヤー、ビジネスパートナー

顧客から市場競争の利点を奪うような競合他社との合意は禁止

されています。

誰しもが知っておくべきこと(What

Everyone Should Know)

競合他社の戦略や市況についての情報の収集と使用は許容

されており、むしろ望ましいことですが、正当な手段で収

集することが条件です。競合他社と営利的に機密の情報を

共有するのは許可されていません。競合他社と連絡をとる

目的で、顧客、サプライヤーまたはその他の第三者を利用

しないこと。

取引や専門協会の活動など、競合他社との特定の協議は合

法的で有益な事業目的に沿った活動もありますが、競合他

社と接触するためにこういった活動等を利用するのは法や

PPG 方針に反しています。

競合他社との接触は、不当な合意や理解があるとの認識を

生む可能性があるので注意してください。

当社は国際市場における公正でオープンな競争に真摯

に取り組んでいます。当社は競合他社との反競争的な

理解や合意を伴うことなく、精力的に、積極的に、そ

して公正に競争を図るべきです。

PPG のために働く、またはPPG を代表する人は誰し

も、米国の反トラスト法、ならびにPPG が事業を行う

各国の競争法などあらゆる適用の競争法規制を順守す

べきです。

公正な競争

みなさんの役割

■■

顧客に対して申し出される価格や条件に準じての他社との談合、市場や

顧客の割当にあたっての競合他社との合意、あるいは入札プロセスの操

作をすることは禁止されています。

■■

競合他社と製品やサービスの製造、販売、流通に関する話し合いをした

り、公式の合意や非公式の理解を締結することは禁止されています。こ

のことには価格、賃金、費用、利益、販売条件、信用協定、市場シェ

ア、生産量、販売地域、製品、サービス、入札の戦略、顧客割当、流通

手段、第三者との交渉拒否(ボイコット)といった事項が含まれます。

独占供給/ 販売契約、地域、顧客グループ取り決め等の顧客やサプライ

ヤーとの特定の取り決めを審査するときは、該当の地域や事業部の法律

顧問と連携するように心掛けてください。

■■

入札の有無や方法についての第三者と合意することや、それを提案をす

ることは禁止されています。目的がビジネス競争および獲得以外では入

札を申請してはなりません。

■■

競合者間で不正な合意や情報共有が協議されるているような状況からは

直ぐに席を外し、該当のPPG 地域や事業部の法律顧問に連絡してくださ

い。取引または専門協会に参加している際に、このようなことが生じる

ことがあります。詳細は、

「取引および専門協会ガイドライン(Trade and Professional Association Guidance)」

ご覧ください。

■■

詳細は、

「反トラスト/ 競争法(Antitrust/Competition Law)」ウェブ サイト

をご覧になるか、該当のPPG 地域または事業部の法律顧問に指示

を仰いでください。

■■

競合他社との接触に関する質問や懸念があれば、本規範の

「懸念を報告 する方法(How to Raise a Concern)」

ご覧ください。